EXPERTISE 技術紹介

G-BOLT

G-BOLT

自社開発新形状オイルボルト 【 特許出願中 】

 

開発ヒストリー

『転造の優位性を活かせ!』

私たちが生業とする転造加工は、金属を削らないで成形する塑性加工技術です。 金型の形状を転がしながら転写するところから転造と呼ばれています。

この転造加工は、切削加工に比べて加工スピードが速く、しかも削らないため 材料も少なく済む優れた加工方法です。

転造加工は、ねじのような螺旋加工が得意分野ですが、近年では、ねじ加工以外にも フォームローリング工法で様々な形状を加工することが可能になっています。

この転造技術の優位性を活かして「新しいものを創造しよう!」と でき上がったのが、このG-BOLTです。

穴あけ加工不要の新しい「オイルボルト」が誕生しました。 従来のオイルボルトは、オイルを通すための縦穴、横穴が設けられていますが、 この穴加工には、時間とコストが多く掛かります。 そこで弊社は、このオイルを通す穴をフォームローリング技術で代用し、 ねじ外周に溝を設ける、全く新しい形状のオイルボルトを開発しました。 穴あけ加工不要でコストパフォーマンスに優れた製品です。